プロヴァンス風輸入住宅に憧れています

注文住宅で愛知県に建てた我が家は今時珍しいくらい、和室の多い家です。リビングルームは本来は洋室なのですが、床暖房にしているので、ソファーはおかずにラグの上にぺたんと座る和室タイプになっています。気楽ではありますが、お洒落感は薄い生活です。

そんな生活を送っていると、つい輸入住宅に目が行き、室内はどんな感じなんだろうといろいろ想像してしまいます。

私が憧れている輸入住宅は、南仏のプロヴァンス風住宅です。アメリカ風の輸入住宅と比べると、地味で素朴な外観が気に入っています。もう20年も前に、「南仏プロヴァンスの12カ月」という本が大ヒットし、南仏の文化や古い家を改装していく様子が描かれていましたが、プロヴァンス風住宅の特徴は、手作業で塗ったような白い壁と褐色の屋根瓦とのコントラストにあるそうです。輸入住宅は、周囲の家とチグハグな印象を与えることもありますが、プロヴァンス風の住宅は、自己主張が低めなので意外と周囲に溶け込みます。田舎の方にセカンドハウスを持てるような身分になって、プロヴァンス風の住宅を建てたいと夢想しています。